手羽先のピアノ人生40から

ピアノ再開組のブログです。

練習時間が取れない時の落とし穴

 アマチュアピアノ弾きさんは、お仕事だったり、育児、介護、家事・・・などなど「本業」の傍で練習時間を捻出するもの。

 自分の場合、仕事が詰まってくるとただでさえ少ない練習時間がさらに少なくなることや、気持ちの上でなかなかピアノモードに切り替えられない状態になることが悩みです。

 今の仕事はこれからの季節(秋〜初冬にかけて)が繁忙期。

 忙しい時期になったらどうやってピアノと向き合おうか、年々体力・気力が落ちてくるので今から戦々恐々としています。

 

 仕事の傍ら、楽器演奏を趣味としている人が練習時間が取れない時の落とし穴(?)として教訓になり、共感したエピソードがありました。

 

 北海道出身で、とてもスケールの大きな仕事をされ重責を担う立場にありながら、本業とは全く無関係の音楽の分野(←ピアノではない)でもご活躍されている方が書かれているブログを昨年頃から読んでいるのですが、この方は公私共にいつも本当に忙しそう。

 ワタシよりも一回り以上ぐらい?先を生きている世代の方で、仕事面でも音楽活動でも自分とは比べ物にならないほど「雲の上の人」のような存在。両立されていてすごいなー、という思いでブログを拝見していたのですが・・・。

 あるとき、その方は、仕事・ご家庭双方の大変さが重なって、自分の時間がほとんど取れなくなってしまったそう。その時、ご自身が続けている楽器が「下手になってしまう恐怖」から、何とか捻出できたわずかな練習時間に、敢えて難易度の高いフレーズをひたすら弾きまくったそうで・・・。

 そしたらなんと、手を痛めてしまい、弾けなくなってしまった!

 そこから色々と試行錯誤やリハビリの末、今はなんとか演奏できるまでには回復したそうですが、弾けなくなった時の絶望感は後から思い出しても泣けてくるほど、との後日談としてまとめられていたのでした。

 

 練習時間が取れない時ほど焦って無理な体の使い方をしがちになるのは、楽器演奏者「あるある」なのかもしれません。。。

 ピアノも、焦ってがむしゃらになって難しいパッセージを強引に弾き続けたら、そりゃ手を痛めますよね・・・。

 練習できない時の影響を最小限にするには、範囲を絞ってゆっくり丁寧に弾く「急がば回れ」が大切なのかもしれませんね〜。

 

 それにしても、↑のブログを書かれていた方の楽器に疎いこともあり、そんなに練習しなくてもいざというとき、いつでもどこでも演奏できるのでは?と勝手に思い込んでいましたが、決してそんなことはないのですね。

 楽器演奏が趣味って、自分の演奏で楽しむ時間<<<<練習 なんだな〜と、大いに共感したのでした。

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<おまけ>

 ずいぶん前に行った美瑛の「青い池」。まだまだ暑いので涼しそうな景色を・・・。

 かき氷の「ブルーハワイ」色みたい( ̄ー ̄ )