練習前にほぼ必ずやるようにしているウォーミングアップ。
このブログを始めた頃(2022年11月)の記事を読み返してみると、その年の発表会で弾いた曲(ショパン・ワルツ2番)の一部を使ってスケール練習をしていたようです。
うーん、懐かしい。
ところが、この練習ばかりを惰性で続けていたらどんどん速いテンポで、ただの「流し弾き」になってしまったことと、飽きてしまったこともあったので、別の練習に変えました。
ここ数か月は、「音の出し方練習」と称して、片手ずつそれぞれ「ドレミファソ」をゆーーーーっくり弾いています。打鍵の仕方、重心の乗せ方、前後の音の繋がりを(電子ピアノですが)意識しながら・・・。
・・・ですが、同じウォーミングアップを何か月も続けていると、やはり飽きるもの。
ということで、そろそろまた違う練習をしたくなり、次は久しぶりにスケールをやってみることにします。以前のように特定の調だけではなく、週替わりで色々な調を。
再開当初に使っていたハノンを引っ張り出し、まずは、黒鍵が多くてむしろ弾きやすいと言われているロ長調(H-dur)から始めてみました。
昔はハノンの楽譜通りに、しかも両手で速く何回もガチャガチャドタドタと一生懸命弾いていましたが、今は片手ずつゆっくりと動きを確認しながら。特に指くぐりや返しのところは、スローモーションのごとく慎重に・・・。
今更ながら、やっぱりスケール練習は大事ですね。
でもハノンはやっぱり味気ない・・・そんな時は、同じスケールなのに曲の一部を使って練習すると気分が上がります。しかも憧れ曲のワンフレーズだけを取り出して。
良さそうだなと思ったのが、こちら ↓
下の段にあるスケール。。英雄ポロネーズの一節です(^ ^
電子ピアノを購入した時に、おまけ?で付いてきた「名曲集」の楽譜に入っていた英雄ポロネーズ。一生弾けない憧れ曲ですが、スケール(あわよくばその前後ぐらい)だけでも、取り出してゆっくり弾けば楽しいかも?
他にも「ピアノ周りの肥やし」になっている楽譜からスケール部分だけを探して弾いてみると、憧れ曲に触ることができて、ほんの一部分だけですが楽譜も日の目を見るので、これから色々試してみようと思います。