バッハの「インヴェンションとシンフォニア」は子供の頃、当時習っていた先生に言われるがままひととおり練習しました。
子供だったこともあり、バッハの良さが全く分からず、今のように情報もなかった時代なのでバッハの他の作品も知らず、「なんて弾きにくい曲なんだ!」と、ひたすら我慢&丸暗記でこなしていた記憶が…。
そして30歳頃ピアノを再開、この時はツェルニーやハノンなど昔やっていた練習曲をやり直し、ここにインヴェンションも加わりました。
再開当初は、やり直す曲の「合格」を目指して教材を進めれば上手くなると信じてがむしゃらに練習していましたが、上達の実感が持てず、数年で失速。。。(←詳しくはこちらの記事で。)
その後、ピアノ教室を変えて、今は全く別の弾き方を絶賛勉強中。この弾き方を習得するのにショパンの曲が分かりやすいとのことで、ここ数年はショパンばかり弾いています。
今年の発表会で弾く曲もショパンなのですが、だんだん本番が近づくにつれて全く違うジャンルの曲を無性に弾きたくなるのは「ピアノ弾きあるある」でしょうか(´∀`)
「そうだ、バッハ弾こう( ・∇・)」
長くて難しい曲は練習時間も取れないから見開き2ページのインヴェンションだ🎵ってことで、「2度目のやり直し」インヴェンションを遊び弾き以上、発表会の曲未満の気構えで先月から始めてみました。
少しだけレッスンでも見てもらっているのですが、インヴェンションってペダルを使わないシンプルな構成だからこそ粗が目立つし難しい!
ショパンの曲は大好きですが、バッハやモーツァルトなど古典もまたいつか弾きたいので、久しぶりのインヴェンションはとても新鮮(^ ^)
今回のやり直しは、急いで仕上げようとせずにゆっくりと。
1度目のやり直しインヴェンションは、機械の早回しのようにただただきっちりと音を追うだけで全く歌えてなかったので、今回はもっと曲の魅力を引き出せるようになりたいです。
<おまけ>
近所の道端に咲いていた花。「梅花空木(バイカウツギ)」という名だそうです。(←漢字だけだと読めない・・・。)