手羽先のピアノ人生40から

ピアノ再開組のブログです。

最近の練習

 今年の夏は異常に暑かった北海道でしたが、ここ最近になって急に朝晩涼しくなりました。

 涼しくなるとピアノの練習にも良い季節ですね♫

 けれど今時期は、仕事が忙しくなってきたり運転の練習(!)をしたりで、ピアノだけに時間を割けないところがもどかしいところ・・・。

 それでも毎朝の最低限の練習(20分程度)は、粛々と続けています。

 

 ところで最近、練習方法をちょっと見直しまして、私にとっては効果があるように感じているので、ここで備忘録的に書きます。(練習方法は本当に人それぞれなので、自分にとって良いと感じる方法が他の方の参考になるとは限りませぬが・・・。)

 今までの練習では、最初のウォーミングアップとして、曲の一部分だけを取り出してスケールを弾いていました。

 その後、発表会で弾く予定の曲を部分練習・・・という流れでしたが、気をつけていても弾くテンポがだんだん速くなってきて、雑な練習になりがちでした。

 特に朝練は時間がないので、どうしても短時間で色々詰め込もうとするあまり、速く弾いてしまうのですね。。。

 

 そして、ある時ふと気づいたのですが、速く雑に弾いているのは曲だけではなく、最初のウォーミングアップの時点からでした。スケールは、ゆっくり動きを確認しながらとレッスンでいつも言われているのに、いつの間にか惰性で中途半端な速弾きをしていた・・・( ´Д`)

 

 先生曰く、練習の最初に無理な速さで弾き始めると、その後の練習にも悪影響を及ぼすとのこと・・・。曲を変えてもなかなかテンポをリセットできないそうで・・・。

 

 これは私には身に覚えがあります。普段の自宅練習は電子ピアノということもあり、生ピアノを借りた時なんか、せっかくのピアノだから!と、練習のドあたまからいきなり無理な速さで録音なんてしようものなら、その後グダグダになったことがありました。

 

 そんな訳で、ウォーミングアップのスケールを見直しまして、もっと「音の出し方(=発音)」や「打鍵の感覚」に集中するため、単純に右手と左手、それぞれ「ドレミファソ」「ソファミレド」をゆーーーっくり弾くことにしました。

 

 本当はこの練習を生ピアノでできれば良いのですが、自宅の電子ピアノでもわずかに「鍵盤の戻り」の感覚を再現してくれる機能があるので、生ピアノでの響きを想像しながら弾いています。

 

 その後、曲の練習を、バッハ・インヴェンションの譜読みから開始するようにしました。

 発表会で弾く予定の曲はある程度譜読みを終えているので、油断すると雑な速さで流しがち。これが譜読みだとゆっくり弾かざるを得ないので、練習開始を譜読みから始めてみるのはなかなか効果があるみたいです。

 

 練習方法を見直してから約1か月弱、まだまだ手探りの状態ですが、果たして私の「暴走癖」は改善されるのかしら?( ´∀`)

 

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近所に咲いていたコスモス。秋ですね〜。