手羽先のピアノ人生40から

ピアノ再開組のブログです。

67歳からピアノを始めた両親のお話

 ワタシの両親は2人とも現在68歳。

 母は高校時代に吹奏楽部(クラリネット)だったので簡単な曲なら楽譜を読めますが、父は音楽経験ゼロ、当然楽譜も読めません。

 

 手羽先がピアノを始めたきっかけは、母がピアノに憧れて娘に習わせたという、割とよくありがちな話なのですが、当時母は娘が使っていた教材を自分も一緒に練習していました。(←習っていたのは娘だけで、母はあくまでも自主練。レッスンを受けたことは一度もありません。)

 ・・・どこまで娘に付いて行けるか挑戦していたようなのですが、母によると「(ブルグミュラーの)アラベスクでギブアップした( ´Д`)」とのこと。それ以来、実家でピアノを弾くのはワタシだけになり、大学進学とともに家を出てからは弾く人がいなくなりました。

 

 それから数十年、フルタイムの仕事を「卒業」して急に時間ができたせいか、今まで仕事漬けでこれといった趣味もなかった父が、突如ピアノをはじめたいと言い出したのです。

 そこで、簡単な曲なら楽譜が読める母に教えてもらう形でゼロからピアノをスタート!

 渋々「教える」ことになった母もそんな流れでピアノを再開し、毎日20〜30分ずつそれぞれ練習する日課が1年以上続いているとのこと。びっくりです。

 

 (以下、母との会話)

  • 手羽先:ピアノまだ続いてるんだー。すごいね。毎日20〜30分も練習するってワタシの練習時間と一緒じゃん(´∀`)ピアノの練習楽しい?
  • 手羽母:おとーさんは結構楽しいみたい。ワタシから見るとガッチガチの弾き方で音符の長さも間違ってるのに「今日も頑張った( ̄ー ̄)v」って、自分がピアノを弾いてること自体に満足みたいなのよー。でもあまりにも聞くに堪えないときは、ここ違うよって指摘するんだけど「いや、これは自己流のアレンジだから(`_´」って、あんまり聞く耳持たないのよー。
  • 手羽先:ほう。超ポジティブ。羨ましい。
  • 手羽母:だから、おとーさんが弾いたあと「口直し(耳直し?)」みたいな感覚で自分も練習しちゃんだよねー( ´Д`)「楽しい」かって言われると、微妙だけど何というか習慣になっちゃってる感じ?
  • 手羽先:へー。いいじゃん。でも独学じゃなくてピアノ習いに行ったりしないの?習ったらもっと上達するし、楽しくなるかもよ?
  • 手羽母:いやいやいやいや、習うなんてとんでもないし恥ずかしい!それに、上達しなくてもこんな感じで何となく習慣でゆるーく弾く感じがちょうどいいんだと思うわー。

 

 ・・・恥ずかしいなんてことは全くないと思うのですが、そんな話を聞いて、ピアノの取り組み方は本当に色々だなと改めて思ったのでした。

 「もっと上手くなりたい、あんな曲こんな曲をすぐに弾けるようになりたい」思いが強すぎて、たまーに苦しくなることもある自分にとって、親のピアノの話は新鮮でもありました。

 

 ちなみに、先日帰省した際、今練習している楽譜を見せてもらったら、ワタシがピアノを始めた7歳のとき使っていた教材をやっているとのこと。

 

  

 

  「楽譜に当時の手羽子が「合格」した日付が書いてあって、進む早さが全然違ってびっくりしちゃうわ〜(´Д` )」(by手羽母)と言われましたが、67歳と7歳を比べても・・・。

 

 

 母が先に練習した曲を「お手本」にして、後を追うように父が同じ曲を練習しているそうで、長い間眠っていたピアノと楽譜が日の目を見ることができて何より。

 

 遠方にある実家にはなかなか顔を出せないので、ピアノを弾くことで親の老化防止、健康維持にも繋がれば・・・と期待しています。

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