手羽先のピアノ人生40から

ピアノ再開組のブログです。

20年ぶりの運転講習はピアノ練習と似てる?

 私が運転免許を取ったのは大学時代。免許を取った直後は運転できることが嬉しく、友人とレンタカーでドライブを楽しんだものでした・・・。その後、社会人になっても車を持たず、なくても何とかなる生活だったため、気が付けば全く運転しないまま20年以上(!)過ぎてしまいました。いわゆるペーパードライバーですね。

 ところが最近、職場の中で運転せざるを得ない状況なりつつあり、自分だけ「ワタシ、ペーパーだから運転できません〜(´∀`)」とは言えず。。。

 プライベートでも夫ばかりに運転してもらっていたので申し訳ないなと思っていた矢先だったので、一念発起して「目指せ!脱・ペーパードライバー」と、運転の練習を始めることにしました。

 

 ブランクが約20年もあるので、自動車学校の「ペーパードライバー講習」を申し込むことに。先日、さっそく受講して久ーーーしぶりに運転してきました。

 

 余談ですが、教習所に到着後、車が空くまで待つように言われ「事前ににこれを読んでてくださいね」と渡された「車の動かし方」の本を読んでいると、何やら視線を感じる・・・。視線の送り主は、犬! びっくりした〜(^ ^;

(↑ 君はどうしてこんなところに?)

 

 犬と一緒に待つこと30分以上、ようやく教習車に乗って講習スタート!20年以上ぶりの運転は不安でしたが、教官さんはさすがプロ。親切丁寧に教えていただき、すこしずつ操作方法に慣れてきました。

 カーブの曲がり方、ハンドルの回し方、車体感覚のつかみ方などなど、助手席からのレクチャーを受けつつ必死に取り入れようとする感覚は、「実技」を習うという意味でピアノのレッスンと似ています。

 特に、カーブや右左折するときなどの「減速」。自分ではそこそこ減速しているつもりでも、「もっともっと減速してくださいねー」と何度も注意され、乗っているだけの立場では意識できなかったこと。これって、ピアノの「ゆっくり練習」と同じだ・・・。

 

 また、今回はクランクコースをバックで走行したり、車庫入れの練習もさせてもらったのですが、これは本当に難しい!ペーパードライバー歴20年ともなると、そもそもバックするときハンドルをどっちに切ったらどちらへ進むのかすら怪しいレベル(´Д`)

 

 免許を取った大学生の頃は、とにかく景色の良い、車が少ない道をまっすぐ走ったことしか記憶になく、バックとか車庫入れ、サイドミラーの確認は、試験の時だけできればいいやという意識で、重要性を意識していなかったのかもしれません(←危ない!)。

 

 40代となった今、簡単な道をただただ真っ直ぐ走るだけでは実際に運転するとき困ることをよくよく理解したので、早く路上に出たいところを我慢して、バックでピーピー鳴る中、何度も何度もハンドルを切り直して右往左往したのでした・・・。

 これも、弾けるところだけ「だーっ♪」と通し弾きばっかりして、苦手箇所のゆっくり練習を避けていたら弾けるようにならないのと一緒かもしれません。

 

 とは言え、運転はピアノと違って「大失敗」した場合に命に関わる分、難しいし怖いなあ。

 脱・ペーパードライバーにはまだまだ程遠いですが、ピアノも運転も焦りは禁物と言い聞かせ、ゆっくりでも着実に上達したいものです。

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