昨年末に投稿した記事↓で、昔の録音をMDに保存したせいで聴けなくなってしまったことを書きましたが、今回は、その後日談になります。
その後、夫の実家を探してもらった結果、夫が昔使っていたMD・CDコンポを発見!幸い、壊れておらずMDも再生することができたので、昔の音源を復元させることができました。
四半世紀以上(!)過ぎた今、聞き返してみると新鮮だったのが、ブラームス「2つのラプソディOp.79-2」。中学生だった頃に発表会で弾いた曲で、音源は1995年夏頃、実家のアップライトで録音したものです。ノイズあり、劣化した録音状態が古さを物語っております。
この曲は先生から勧められたのですが、オクターブギリギリしか届かない手の私にとっては弾くのが大変で、当時は曲の良さが分かリませんでした・・・。
今の教室で弾き方を見直すようになる前までは、子供時代からずっと「指弾き」。
指を鍵盤にしっかりと押さえ込むような弾き方をしていたので、オクターブの連続だったこの曲は相当疲れたことと思います。10代の頃は若さとスタミナで何とか押し通せたのでしょうね。
今は当時のような「スタミナ弾き」はできないけれど、弾き方を修正することで、この先もっと歳を重ねても無理なく、そして美しい音でピアノを弾けるようになることが目標です。