手羽先のピアノ人生40から

ピアノ再開組のブログです。

飛ぶように軽々と弾けたら。。

 先日アップした記事「弾けない曲の楽譜が増殖中」でも触れましたが、私の実力では到底手が出ない難曲の数々は「飛べないと弾けない箇所」が多発していることが特徴の一つかなと感じています。

 具体的には、重音の跳躍が連続してテンポも速いところ。例えば、、、

  

  ショパン・バラード1番の右手とか、

  

 

  こちらもショパン・バラード3番の右手・・・。  

  

 

 完全に観賞用で出番のない楽譜なのでせめてブログ記事で使おう(笑)。

 音源を聴きながら、へ〜この箇所の譜面はこんな風になっているのか〜、と眺めるだけでは難しさがイマイチ実感できなかったのですが、一体これを鍵盤に落とす(?)とどんな感じなんだろうと試しにちょっと弾いてみたところ、あまりの無理さに愕然としました。

 今習っているピアノ教室に長年通っている同門の生徒さんの演奏などを目の当たりにすると本当に憧れます。そんな風に弾ける方の手の動きをよく見ると、まるで羽が生えて空を飛んでいるかのよう。「飛ぶように」軽々とピアノを弾けることが究極の憧れです。

 

 いいないいなーピアノで空を飛べたらなー。ある日突然朝起きたら飛べるように弾けるようになったらいいなー( ̄ー ̄) ・・・などと、現実的で地道な練習が時々億劫になる私はアホな妄想をすることも多々あるのですが、ふと、昔もそんな妄想したことなかった?と、デジャビュ現象のような感覚が。

 

 そうだ!宮崎駿監督のジブリ映画「魔女の宅急便」だ!

 

 こんな主人公が登場していた映画、覚えていますでしょうか?

 スタジオジブリさん提供のフリー画像から拝借しました。)

 

 当時、小学3年生だった私は、ホウキに乗って空を飛べる主人公にたいそう憧れまして、割と本気で「真剣に念じれば自分も空を飛べるはず」と信じていたのでした。。。(←かなり大アホな小学生で、今思い返すと我ながらちょっと心配になります。)近所のホームセンターに売られていた竹ボウキを買ってほしいと親にねだり、(当然)却下されたことも。。。(本当に大丈夫か、当時の自分。)

 

 どうやら私の「飛びたい願望」は昔からあったようでした。30年以上経っても似たようなことを妄想していることに呆れますが、でも、少なくともピアノの方が「ほうきに乗って空を飛ぶ」ことよりは実現性が高いはずなので、少しでも「ピアノで飛べる」ように地道な練習を続けたいと思います。

 

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