手羽先のピアノ人生40から

ピアノ再開組のブログです。

弾けない曲の楽譜が増殖中

 「タンスの肥やし」がお洋服なら「ピアノ周りの肥やし」は楽譜ということで(?)、また増やしてしまいました。弾けない曲の楽譜。。。

 先日うっかり買ってしまったものが、ショパン スケルツォ(エキエル版)!!

 

 

 当然ながら、今の自分にはスケルツォを弾ける実力なんてありません。でも、40代のうちにスケルツォ2番が、せめて人前ではなく一人で弾いて楽しめる程度でも弾けたらいいなと夢見ています。

 

 いま私が持っているショパンの楽譜ノクターン、ワルツ、即興曲エチュード【←ほぼ肥やし】、バラード【←完全に肥やし】)は全てパデレフスキ版。版の違いについて語れるほどの実力も知識も持ち合わせていませんが、どうやら最近はエキエル版が良いらしい、と言う話を耳にして、せっかくだから初めて買うスケルツォの楽譜はエキエル版にしてみようと、軽い気持ちで選んでしまいました。

 ただ、エキエル版って高いんですね。パデレフスキ版が2,310円に対し、エキエル版は3,080円!ちなみに全音は1,540円なので倍も違う・・・。解説が充実しているのと、複数の指使いの候補が随所に書かれているからでしょうか。

(とても自力で解説を読み込んで役立てられるレベルに至っていませんが。。。)

 

 そんなレベルの私がエキエル版を見て真っ先に良いなと思えたのが、音符が濃く?大きめに書かれている点。1ページ当たりの楽譜の段数(?)が、パデレフスキ版は6段のところ、エキエル版は5段になっているページがあったり、1段に収められている小節の数がエキエル版の方が少ないので、ぱっと見、音符が混み合っていないのです。(そのぶんページ数は増えますが。)

 同じ曲なのに、ページをゆったり使って書かれているエキエル版の方が易しく見えてしまう錯覚。。。大きめに書かれた音符や指番号は、目にやさしいメリットがあるのかなと思いました。

 

 今は弾けなくても、憧れの曲の楽譜を眺めたり、版の違いを比べてみるのもおもしろいですね。楽譜が増殖するスピードに、上達が追いつきたいものですが・・・。

 

 せっかく買ったお高い楽譜、夢を少しでも実現するため塩漬けにしないで、少しずつ少しずつ譜読みに挑戦してみたいと思います。

 

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