手羽先のピアノ人生40から

ピアノ再開組のブログです。

ピアノも運転もできることが増えると楽しい

 すこしお久しぶりの更新になりました。最近は、ピアノの練習に運転練習も加わってしまい、ちょっとお疲れ気味です・・・。

 (運転の練習をすることに(せざるを得なく)なった経緯はこちら↓)

tebasakipiano.hatenablog.com

 

 ペーパー歴20年以上、と言うより、免許を取った当初もたまにレンタカーを借りる程度しか運転したことがなかったので、40代にしてほぼゼロからの運転学び直し。。。本当に大変です(;´д`)

 会社で運転が必要になったので練習を始めたものの、仕事で運転する頻度は月2回程度しかないので、なかなか慣れません。しかも我が家は夫も私も徒歩通勤なので車を所有しておらず、必要な時は夫の実家の車をシェアしている状況。(今の私の運転レベルでは夫の実家の車を運転するのは憚られます。)

 もっと練習したいのに、運転できる車がない!(;´д`)

 これって、家にピアノがなくてほとんど練習できないのに、ぶっつけ本番で発表会(≒路上)に出るようなもの!?

 

 これまでの5か月間は、自動車学校の単発ペーパードライバー講習と、たまに借りるレンタカーで指導役の夫と一緒に練習すること数回。そんな中、会社では片道100km以上(←北海道ですから。)の距離を運転する出張が数回。。

 こんな調子では、せっかく運転の感覚を掴みかけても次の運転まで感覚が空いてしまい、エンジンをかけるたびに怖くてあたふた、もどかしい状況でした。

 

 そこでこのたび、そんな私にぴったりの、カーシェアサービスに登録しました( ・∇・)

 15分単位の料金設定で1時間当たり1,000円弱。レンタカーと違い、ガソリン代も込み。6時間以上の長時間借りるとレンタカーより割高になりますが、それより短時間、1〜2時間だけ近場を走るのにはうってつけです。

 ちょうど、レンタルスタジオでピアノを借りるのと同じ感覚かも。今の時代、ピアノも車もレンタルできて便利になりましたねー。

 

 さっそく週1回の頻度でカーシェアの車を借りて、比較的広くて出入りの少ないスーパーの駐車場で駐車の練習。。。比較的車が多い市街地を走って、右折や車線変更の練習。。。

 その甲斐あって(?)先日、やっと初めてひとりで運転できるようになりました( ´∀`)

 両側に車が駐まっている駐車場にも、右側からなら何とか駐車できるようになりました( ´∀`)

 

 自分で運転しようとするまで、運転がこんなに大変なものとは知りませんでした。

 最初の頃はエンジンをかけるのにも相当な覚悟が必要で、走り出しても時速20km以上のスピードが怖くて出せず、同乗した夫も疲れて具合が悪くなる・・・、という修羅場だっただけに、なんとか普通に運転できるようになってくると楽しいですね。

 

 ピアノも、できることが増えてくると、弾ける曲の範囲が広がったり譜読みが以前より楽にになったりして、楽しくなります。

 できるようになるまで大変で心が折れそうになっても、できることが増えるとピアノも運転も自由にコントロールできて楽しいので、それを目指して頑張ります(^_^)

 

<おまけ>

 運転の休憩中に撮った街路樹。秋ですね〜。

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ゆっくり弾くのがこんなにも難しいとは

 前回、「最近の練習」と称して弾く前のウォーミングアップ方法を見直したり、先に譜読みから始めたらメイン曲を速弾きしなくなって、いい感じ♫なんて記事を書いていたのですが・・・。

 そんなことを書いた矢先に、またしても陥ってしまいました、中途半端な速弾き練習による後退現象!( ´Д`)

 

 いや、先週まではゆっくり弾く練習ができていたのです。その成果(?)もあって、だんだんいい感じで弾けるようになってきました。そしたら欲が出て完成形の速いテンポが脳内でチラつき始め、指も回り始めたのをいいことに(←対・自分比)、直近1週間は速めのテンポでしか弾いていませんでした・・・。

 

 そんな練習はせいぜい1週間足らずのことなのに、あれ?何度繰り返しても弾けない箇所が直らないどころか、弾けてた箇所まで怪しくなってる?気のせい??

 

 そんな状態でレッスンを受けましたら、ゆっくり練習をしてなかったことを即座に見抜かれてしまい、前回よりも後退してしまったとのご指摘が・・・( ´Д`)ガーン

 

 

 もう一度改めて、どのようにゆっくり練習するのか(ちなみにメトロノームに合わせる、という方法ではありません。)、ゆっくり弾く目的は何か、その時に何をどう気をつけるのかを教わり軌道修正することになりました。

 もう何回こんなことを繰り返しているのでしょう。。。

 

 今までは、曲を仕上げる段階が近づいてくると、テンポを上げる練習が中心になるものと思っていました。そうしないと速く弾けないのでは、という不安もあり・・・。

 けれどもそのような練習では、若い時は馬力でなんとか指を回して乗り切れていましたが、今はもう絶対に弾けないことを思い知りました。

 

 思い知ったはずなのに、ちょっと弾けるようになってくるとついつい速さを追い求めたくなるのは本当に困ったもんです(;´д`)

 

 ゆっくり弾く(動かす)と、そこそこの速さで弾いている時には気付かない粗が目立ったり、そもそも手の筋力が弱くてゆっくり均等に滑らかに動かすこと自体ができないので、できないことから目を背けたくなり、弾けてる気分を味わえる流し弾きに流れちゃうのかなー。

 

 正直な話、なかなかにして大変な「ゆっくり練習」自体が楽しいかと問われたら、試行錯誤なので100%「楽しい!」とは言えません。それなのに、ゆっくり練習に何度も挫折しかけてもまたやり直そうとしているのは、もっと自分の納得できるクオリティで楽に安定して弾けるようになりたい「夢」を追い求めているから、なのかもしれませんね。

 

 暑苦しいピアノ熱、こんな話はピアノを趣味にしていない人にしてみたらドン引きされそうなので決して言えません(´∀`)

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<おまけ>

 こんな歳になってもミッフィーちゃんが好きです。

 最近、コピー譜入れのクリアケースでこんなものを入手しました。モノトーンの色合いがピアノにもマッチしてるわ〜と、練習のたびにこれを見てニヤニヤ( ̄ー ̄)

 

 

 

 

最近の練習

 今年の夏は異常に暑かった北海道でしたが、ここ最近になって急に朝晩涼しくなりました。

 涼しくなるとピアノの練習にも良い季節ですね♫

 けれど今時期は、仕事が忙しくなってきたり運転の練習(!)をしたりで、ピアノだけに時間を割けないところがもどかしいところ・・・。

 それでも毎朝の最低限の練習(20分程度)は、粛々と続けています。

 

 ところで最近、練習方法をちょっと見直しまして、私にとっては効果があるように感じているので、ここで備忘録的に書きます。(練習方法は本当に人それぞれなので、自分にとって良いと感じる方法が他の方の参考になるとは限りませぬが・・・。)

 今までの練習では、最初のウォーミングアップとして、曲の一部分だけを取り出してスケールを弾いていました。

 その後、発表会で弾く予定の曲を部分練習・・・という流れでしたが、気をつけていても弾くテンポがだんだん速くなってきて、雑な練習になりがちでした。

 特に朝練は時間がないので、どうしても短時間で色々詰め込もうとするあまり、速く弾いてしまうのですね。。。

 

 そして、ある時ふと気づいたのですが、速く雑に弾いているのは曲だけではなく、最初のウォーミングアップの時点からでした。スケールは、ゆっくり動きを確認しながらとレッスンでいつも言われているのに、いつの間にか惰性で中途半端な速弾きをしていた・・・( ´Д`)

 

 先生曰く、練習の最初に無理な速さで弾き始めると、その後の練習にも悪影響を及ぼすとのこと・・・。曲を変えてもなかなかテンポをリセットできないそうで・・・。

 

 これは私には身に覚えがあります。普段の自宅練習は電子ピアノということもあり、生ピアノを借りた時なんか、せっかくのピアノだから!と、練習のドあたまからいきなり無理な速さで録音なんてしようものなら、その後グダグダになったことがありました。

 

 そんな訳で、ウォーミングアップのスケールを見直しまして、もっと「音の出し方(=発音)」や「打鍵の感覚」に集中するため、単純に右手と左手、それぞれ「ドレミファソ」「ソファミレド」をゆーーーっくり弾くことにしました。

 

 本当はこの練習を生ピアノでできれば良いのですが、自宅の電子ピアノでもわずかに「鍵盤の戻り」の感覚を再現してくれる機能があるので、生ピアノでの響きを想像しながら弾いています。

 

 その後、曲の練習を、バッハ・インヴェンションの譜読みから開始するようにしました。

 発表会で弾く予定の曲はある程度譜読みを終えているので、油断すると雑な速さで流しがち。これが譜読みだとゆっくり弾かざるを得ないので、練習開始を譜読みから始めてみるのはなかなか効果があるみたいです。

 

 練習方法を見直してから約1か月弱、まだまだ手探りの状態ですが、果たして私の「暴走癖」は改善されるのかしら?( ´∀`)

 

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近所に咲いていたコスモス。秋ですね〜。

 

【演奏動画】インヴェンションの進捗状況

 ピアノ教室を変えて弾き方を見直し始めてから約3年。

 この3年間、弾いてきた曲はほぼショパンが中心でした。その理由は、手の構え方や打鍵の方向、指使いや音形などなどが、ショパンの曲だと合理的に弾きやすくできているので、習得しやすいから、とのこと。。。

 ショパンは色んな曲があるので、ショパン漬けのピアノライフですが全然飽きずに続けています(´∀`)

 

 でもそろそろ、今の弾き方でバロックや古典派にも再挑戦してみたい。

 

 ピアノ再開後、弾き方を見直す前まではバッハやモーツァルトなど古典も結構弾いていました。けれど、今思い返してみると、当時の向き合い方は「消去法で古典」。。。

 つまり、本当はショパンとか弾きたい曲があったのですが、譜読みが難しくて挫折したので、古典ならそれよりも譜読みは楽だから何とかなるんじゃないかという、思い込み・勘違いからの「消去法」。

 当然、古典にはまた別の難しさがあり、押し付けるような打鍵で一生懸命に力技で引くことしかできなかった私には、いい感じに弾けるはずもありませんでした・・・( ´Д`)

 

 

 そんなわけで、まずはインヴェンションを新たな気持ちでやり直してみることに。

 夏の発表会前頃から、時々気分転換を兼ねてレッスンでも少しずつみていただくことになりました。開始した頃の記事がこちら↓

 

tebasakipiano.hatenablog.com

 

 インヴェンションは子供時代に1回、大人になって再開してからも再度やり直したので(数曲は飛ばしましたが)、今回は「やり直し2度目のインヴェンション」。

 まずは4番をやることにしました。

 わずか見開き2ページ、演奏時間1分少々の短い曲ですが、改めて取り組んでみると本当に難しい!

 今までは「しっかり指を動かして粒を揃えて鍵盤の底まで打鍵!」って感じで弾いていたのですが、今回は気をつけるポイントが180度違っていて、底無し沼のようです・・・( ´Д`)

 でもその分、奥深さや楽しさにも気付くことができました。

 

 まだまだ練習途中の段階ですが、今の進捗状況として動画を載せます。

youtu.be

 

 もっと歌うように弾きたいなーとか、もっと良い音が出したいなー、とか、あちゃーここはちょっと・・・など、まだまだキリがないのですが、あくまでも通過点ということで・・・。

 

 この先、もっと良い感じで弾けるように練習頑張ります٩( 'ω' )و

 

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近況〜ピアノの練習・運転の練習

 少しお久しぶりの更新になります。もう9月ですね。

 暑さと仕事のバタバタに追われているうちに8月が終わってしまいましたが、ピアノは粛々細々と練習しています。

 

 最近の練習、「猫のワルツ」はひととおりの譜読みは終わって通せるようになったものの、この段階が一番危ない( ´Д`)。無意識のうちにどんどん速く弾いてしまう・・・。

 「丁寧な練習」「ゆっくり練習」が大切、とは色々なところで見聞きしますが、「丁寧」とは具体的にどのように練習するのか、「ゆっくり」とは、何を目的にどこに注意して練習するのかがホント難しいです。

 

 8月がバタバタと過ぎていった理由は他にもあり、毎週のように自動車学校へ通っていたのでした( ・∇・)

(ペーパードライバー歴20年以上のワタシが運転の必要性に迫られ、自動車学校のペーパー向け単発講習を初めて受けたときの記事はこちら↓)

tebasakipiano.hatenablog.com

 

 5月の時点↑では、まだ普通に走ることすらおぼつかない状態。

 その後、6月には初めて職場の車のハンドルを握り、大変恐ろしい思いをしながら運転。サポート役として同乗した上司も怖かったことと思います。。。

 まっすぐ走ることには少し慣れましたが、今、一番の課題がバック駐車!

 職場の車庫は両側に車があり、狭いので駐車の難易度がかなり高め。ここに自力で入れられなければ一人で運転する出張ができないので、肩身が狭い( ´Д`)

 

 5月〜6月は、少し広めの駐車場で何度か駐車にチャレンジする機会があったものの、ギアをバックに入れた時にハンドルをどちらに切ったらどう動くのか、ずれたときにどう修正するのかが全く分からず、当てずっぽうでハンドルを切ってさらに混乱・・・。

 そもそも「ハンドルをまっすぐにする」こと自体もできず、挙げ句の果てにはパニックになってアクセルとブレーキを踏み間違えそうになり、絵に描いたような「ヒヤリハット事件」になりました。。( ´Д`)( ´Д`)

 

 これは本当になんとかしなければと危機感を持って、夏の発表会が終わった後、ペーパー講習に再度通ってバック駐車の練習を集中的にさせてもらいました。

 おかげで、最近ようやく「時間をかければなんとか自力で駐車できる」レベルにまで到達しました!でもまだまだ、車の出入りが激しいところや狭いところには普通に入れられず、もっともっと練習したいです。

 バック駐車ってこんなに難しいものとは思わなかった。普通に車を運転している皆さん、すごいなあ。

 そんなわけで最近はYouTubeで「バック駐車のコツ」、「失敗しない!駐車の方法」なんて動画を頻繁に見ているので、私のアカウントのYouTube画面が運転動画とピアノ動画が入り混じったカオスな状態に(´∀`)

 

 運転歴が長い家族は「ピアノより運転の方が断然簡単だよー」と言いますが、今の私にとってはピアノと同じか、それ以上に運転が難しい!!

 颯爽とバックで車庫入れできる日はいつ来るのでしょうか・・・。

 

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 〜おまけ〜

暑い日の教習所帰り、バテバテになっていたところ道端に咲いていたヒマワリ。

 

 

無謀曲の「冷やかし譜読み」で成長を実感

 北海道はお盆過ぎたら涼しくなる、と言われますが、、、今年は未だに暑い( ´Д`)!

 最高気温が30度超え、湿度も高め、最低気温もあまり下がらず・・・。最高35度以上になる本州の方々にしてみれば「こんな程度で!」と怒られそうですが、暑いものは暑いのです。。

 

 先日のお空は秋のような鱗雲。空だけは秋の様相なのですが・・・。

 

 

 そんな暑さのせいか(?)、今取り組み中の曲を「真面目に練習」してばかりだと飽きてしまいます。(←本当に暑さのせい?)

 そんな時は、以前に「ピアノ周りの肥やし」として買った無謀曲の楽譜を引っ張り出して、譜読みをして遊ぶことが増えてきました。

 

 以前に出した記事、「弾けない曲の楽譜が増殖中」↓ その後日談になります。

tebasakipiano.hatenablog.com

 

「せっかく買ったお高い楽譜、塩漬けにしないで、少しずつ少しずつ譜読みに挑戦してみたいと思います。」なーんて締め括っていたものの、どうせワタシのことだから、また塩漬けになっちゃうかしらと半信半疑でしたが(´∀`; ・・・実は、たまに引っ張り出して「お試し譜読み」ができるようになりました!

 

 ピアノを再開して、今の教室に通う前までは、このような無謀曲の音を拾うことすら本当に全くできませんでした。不思議なもので、楽譜に書かれている音符は一応理解できる(なんの音なのかは分かる、という意味)のですが、それを鍵盤で再現することが全然できなかったのです。どんなにゆっくりでも。

 

 ワタシにとっての無謀曲とは、距離が長ーーーい跳躍とか、オクターブギリギリの自分の手では掴めない和音が続くとか、そういう構成の曲。

 音が読めるのなら、ゆーっくりだったら音取り、譜読みができそうなものですが、もう楽譜を見ただけで無理!となって、心が折れてしまっていたのです。

 今思い返すと当時の弾き方は全て指だけでなんとかしようとする奏法。長い距離の跳躍やアルペジオなどは、指先で最短距離を狙って弾こうとしていたので一定距離以上になるともう無理と感じていたのでした。

  

 それが今は、指先には意識を向けない、意識するのは手の内側や腕の運び方、という弾き方に変えるようになってからは、少しずつですが以前は音を取ることができなかった曲を超絶ゆっくりなぞることができるようになりました。

 (あくまでも「音を取る」レベルであって、決して「弾けるようになった」ではありません(^ ^;;)

 

 究極の夢は無謀曲がちゃんと弾けるようになることですが、それは自分にとってあまりにも高すぎる壁。なので、いきなり高いハードルを越えようとするのではなく、まずは音取りから。

 適切な例えではないかもしれませんが、すごーく敷居が高い高級店でお買い物なんて論外、店に入ることすら憚られていたのが、「冷やかし」程度でお店の敷居を跨いでみるところから、みたいな・・・? 名付けて「冷やかし譜読み」(´∀`)

 

 手が届かない曲でも、ほんの数小節だけ自分の手でフレーズを弾けたら嬉しいものですね。

 ピアノとは大変難しいもので、もっと弾けたらいいのに・・・と思うことの方が圧倒的に多いのですが、時々ささやかですがピアノに夢と希望を持てる瞬間があります。だからこそ、続けているのかもしれませんね。

 

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練習時間が取れない時の落とし穴

 アマチュアピアノ弾きさんは、お仕事だったり、育児、介護、家事・・・などなど「本業」の傍で練習時間を捻出するもの。

 自分の場合、仕事が詰まってくるとただでさえ少ない練習時間がさらに少なくなることや、気持ちの上でなかなかピアノモードに切り替えられない状態になることが悩みです。

 今の仕事はこれからの季節(秋〜初冬にかけて)が繁忙期。

 忙しい時期になったらどうやってピアノと向き合おうか、年々体力・気力が落ちてくるので今から戦々恐々としています。

 

 仕事の傍ら、楽器演奏を趣味としている人が練習時間が取れない時の落とし穴(?)として教訓になり、共感したエピソードがありました。

 

 北海道出身で、とてもスケールの大きな仕事をされ重責を担う立場にありながら、本業とは全く無関係の音楽の分野(←ピアノではない)でもご活躍されている方が書かれているブログを昨年頃から読んでいるのですが、この方は公私共にいつも本当に忙しそう。

 ワタシよりも一回り以上ぐらい?先を生きている世代の方で、仕事面でも音楽活動でも自分とは比べ物にならないほど「雲の上の人」のような存在。両立されていてすごいなー、という思いでブログを拝見していたのですが・・・。

 あるとき、その方は、仕事・ご家庭双方の大変さが重なって、自分の時間がほとんど取れなくなってしまったそう。その時、ご自身が続けている楽器が「下手になってしまう恐怖」から、何とか捻出できたわずかな練習時間に、敢えて難易度の高いフレーズをひたすら弾きまくったそうで・・・。

 そしたらなんと、手を痛めてしまい、弾けなくなってしまった!

 そこから色々と試行錯誤やリハビリの末、今はなんとか演奏できるまでには回復したそうですが、弾けなくなった時の絶望感は後から思い出しても泣けてくるほど、との後日談としてまとめられていたのでした。

 

 練習時間が取れない時ほど焦って無理な体の使い方をしがちになるのは、楽器演奏者「あるある」なのかもしれません。。。

 ピアノも、焦ってがむしゃらになって難しいパッセージを強引に弾き続けたら、そりゃ手を痛めますよね・・・。

 練習できない時の影響を最小限にするには、範囲を絞ってゆっくり丁寧に弾く「急がば回れ」が大切なのかもしれませんね〜。

 

 それにしても、↑のブログを書かれていた方の楽器に疎いこともあり、そんなに練習しなくてもいざというとき、いつでもどこでも演奏できるのでは?と勝手に思い込んでいましたが、決してそんなことはないのですね。

 楽器演奏が趣味って、自分の演奏で楽しむ時間<<<<練習 なんだな〜と、大いに共感したのでした。

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<おまけ>

 ずいぶん前に行った美瑛の「青い池」。まだまだ暑いので涼しそうな景色を・・・。

 かき氷の「ブルーハワイ」色みたい( ̄ー ̄ )