手羽先のピアノ人生40から

ピアノ再開組のブログです。

ゆっくり弾くのがこんなにも難しいとは

 前回、「最近の練習」と称して弾く前のウォーミングアップ方法を見直したり、先に譜読みから始めたらメイン曲を速弾きしなくなって、いい感じ♫なんて記事を書いていたのですが・・・。

 そんなことを書いた矢先に、またしても陥ってしまいました、中途半端な速弾き練習による後退現象!( ´Д`)

 

 いや、先週まではゆっくり弾く練習ができていたのです。その成果(?)もあって、だんだんいい感じで弾けるようになってきました。そしたら欲が出て完成形の速いテンポが脳内でチラつき始め、指も回り始めたのをいいことに(←対・自分比)、直近1週間は速めのテンポでしか弾いていませんでした・・・。

 

 そんな練習はせいぜい1週間足らずのことなのに、あれ?何度繰り返しても弾けない箇所が直らないどころか、弾けてた箇所まで怪しくなってる?気のせい??

 

 そんな状態でレッスンを受けましたら、ゆっくり練習をしてなかったことを即座に見抜かれてしまい、前回よりも後退してしまったとのご指摘が・・・( ´Д`)ガーン

 

 

 もう一度改めて、どのようにゆっくり練習するのか(ちなみにメトロノームに合わせる、という方法ではありません。)、ゆっくり弾く目的は何か、その時に何をどう気をつけるのかを教わり軌道修正することになりました。

 もう何回こんなことを繰り返しているのでしょう。。。

 

 今までは、曲を仕上げる段階が近づいてくると、テンポを上げる練習が中心になるものと思っていました。そうしないと速く弾けないのでは、という不安もあり・・・。

 けれどもそのような練習では、若い時は馬力でなんとか指を回して乗り切れていましたが、今はもう絶対に弾けないことを思い知りました。

 

 思い知ったはずなのに、ちょっと弾けるようになってくるとついつい速さを追い求めたくなるのは本当に困ったもんです(;´д`)

 

 ゆっくり弾く(動かす)と、そこそこの速さで弾いている時には気付かない粗が目立ったり、そもそも手の筋力が弱くてゆっくり均等に滑らかに動かすこと自体ができないので、できないことから目を背けたくなり、弾けてる気分を味わえる流し弾きに流れちゃうのかなー。

 

 正直な話、なかなかにして大変な「ゆっくり練習」自体が楽しいかと問われたら、試行錯誤なので100%「楽しい!」とは言えません。それなのに、ゆっくり練習に何度も挫折しかけてもまたやり直そうとしているのは、もっと自分の納得できるクオリティで楽に安定して弾けるようになりたい「夢」を追い求めているから、なのかもしれませんね。

 

 暑苦しいピアノ熱、こんな話はピアノを趣味にしていない人にしてみたらドン引きされそうなので決して言えません(´∀`)

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<おまけ>

 こんな歳になってもミッフィーちゃんが好きです。

 最近、コピー譜入れのクリアケースでこんなものを入手しました。モノトーンの色合いがピアノにもマッチしてるわ〜と、練習のたびにこれを見てニヤニヤ( ̄ー ̄)