今のピアノ教室で新しい弾き方を教わり始めてからもうすぐ3年。この期間、発表会で弾いた曲(これから弾く曲)を並べてみると・・・
・・・全部ショパン(^ ^;
発表会の曲やレッスンしてもらいたい曲は基本的に生徒が自由に選べるので、私の選曲がショパン漬けになっているのは、先生と相談しつつも自分で選んだ結果自然とこうなってしまったもの。
以前もショパンを弾いたことがありましたが、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト等々、他の作曲家の作品も色々練習していました。むしろ、以前の弾き方ではショパンを練習していても今ほど楽しいと感じられず、弾きにくい箇所に苦しみ、練習期間が数か月と長くなってくると飽きてしまうことも・・・。
けれども今、こんなに↑ショパンばかり練習し続けていても不思議と飽きずに取り組めるのは、新しく教わっている弾き方「手の構え方は逆ハの字」を習得するのにショパンの音形がとても弾きやすいことと、そのような方法で弾けるようになってくると以前は感じられなかったハーモニーの美しさが少しずつ聞こえるようになってきたから、なのかもしれません。
〜すこしだけご紹介、「手の構え方は逆ハの字」について〜
今までの私の構え方(鍵盤に向かって割とまっすぐ)
「逆ハの字」(左手だけ写してますが、両手で構えると「ハ」の逆の形。)
手(腕)は基本的に矢印の方向へ「内側から外側に」向かって弾く感じ・・・。
これはあくまでも基本形の構え方だけご紹介したもので、このような動きをするための理由や具体的な練習方法等々はレッスンで詳細に教わるもの。できるようになるまでには時間がかかり、今の自分はまだまだ入り口段階ですが、それでも、新しい弾き方を取り入れることで、跳躍や幅広い音形が多いショパンの左手などがとても弾きやすくなりました。
以前は手を鍵盤付近に低く構え、指だけで音を追い、突っ張る感じで必死に弾いてたので、とても弾き辛かった。。。
このような弾き方は、ショパンの曲で練習するのがわかりやすいとのことで、今はショパン中心に練習しています。本当はショパン以外の曲も組み合わせた方が良いのですが、練習時間をあまり確保できないので、一点集中型になりがち…。でも、あれもこれもと手を出してどれも身に付かなかったことは過去に経験ありなので、好きなショパンの曲で練習できるのならいいか〜、と割り切ってます。
今後はまた古典派など他の作曲家の曲にも挑戦したいです。弾き方を見直すと、以前弾いた曲の弾き心地が変わり、新たな発見があるのも楽しいものです。