私の平日のピアノ練習時間は、出勤前の20分だけというお話を以前の記事に書いたのですが、今回は、この20分でどんなことをしているか、最近の練習方法をちょこっと紹介いたします。
まず始めにウォーミングアップとして、以前弾いたことがある曲の一部を使ってスケールを弾きます。例えば、ワルツ2番(ショパン)の、ここ↓の箇所。。。
この部分を、ものすごーくゆっくり弾きます。(弾く箇所や曲は、飽きてきたら変えてます。)速く弾くことはほとんどありません。ゆっくり弾くことの重要さは、今習っている先生からいつも仰られており、「ゆっくり」について書き始めると長くなってしまうのでまた別の記事で(^ ^;
この練習にかける時間は大体5〜6分でしょうか。
次に、次回の発表会で弾く曲に取りかかります。今の時期だと、「3つの新エチュード・第1番」(ショパン)(←ショパンが多め。)。これも、動きを確認しながらのゆっくり練習が中心です。通常のテンポだと通して弾いても3分もかからない短い曲ですが、平日の朝練では通し弾きはほとんどしません。以前は「漫然とした通し弾き練習」を繰り返していたものですが・・・。
これでもう、あっという間に20分終了。あ〜もっと練習時間が欲しいとぶつぶつ言いながら渋々出勤です。
ちなみに、私はピアノを再開した直後、毎日の練習時間や練習教材を「練習記録」としてノートに書いていました。久しぶりに読み返してみると、今より若かったせいか、再開直後で「教材を進めれば上手くなるはず!」と信じていたのか、練習時間・教材ともに今と比べるとてんこ盛りで驚きました。よくやってたなあ。
<2011年11月某日の練習記録>
・・・けれど、この勢いは再開後3年ほどしか持たず、徐々に失速していったのでした。
当時と比べると、今の練習時間は少なくなりました。ハノンもツェルニーも今はやっていません。でも、今の方が少しずつでも前に進めている実感があります。
練習は、時間(量)より内容だと、昔の練習記録を見返して改めて思ったのでした。