早朝の短時間で急に雪がたくさん積もった休日、我が家で事件が起きました。
休日ということでのんびり起床した我ら夫婦。雪積もったねー、雪かきしなきゃー、休日で良かったねーなどと雪の多さに驚きつつも呑気に朝ごはんを食べていたのですが・・・。
さて食器洗いという段階になり初めて異変に気付く。いつまでたってもお湯が出ない!
そういえば朝起きてから今までお湯出てた!?・・・思い返してみると給湯器の稼働音は聞こえてたが、お湯は出てなかった。。それほど長く流してないのでお湯になる前に蛇口を閉めたとばかり思ってたのですが。。。
慌てて給湯器の表示をみると、温度を示す表示が蛇口を捻り続けていると見たこともないエラー番号が・・・。これはあかーん!!(←なぜ関西弁。)
動揺しながら管理会社やガス会社(我が家の給湯器はガスなので)に連絡。ヤキモキしながらガス屋さんからの電話連絡を待つ時間の長かったこと。やっと連絡が来て状況を詳しく説明したところ、「給湯器以外のガス器具は使えているのであれば、ガスの供給自体には問題ないので、給湯器本体の問題ですねー。メーカーさんに連絡入れておきますが、なにぶん最近給湯器の修理依頼が大変多くなっておりましてー、いつ対応してもらえるか、今時点では何ともー。」との絶望的なお返事が・・・。
これって、昨今問題になっている、給湯器が壊れてもメーカーの部品不足とかで修理してもらえない、交換してもらえない悲劇ってこと!?
終わった・・・( ゚д゚)
これから一体いつまでお湯なし生活が続くのか、幸い徒歩圏内に銭湯があるものの、外は雪、夜はマイナス10度を下回ることも普通な北海道の冬に「リアル神田川」(←古っ)なんて嫌だー。
ところが、ここで奇跡のどんでん返しが。これからの厳しい生活を覚悟していた矢先、先ほどのガス屋さんから再び連絡がありました。
「この大雪で外壁にある給湯器の排気口が目詰まりした可能性があります。目詰まりだけなら、弊社でちょっと確認してみることができますので、これから見に行きますねー。」とのこと!その後、外壁の方で何かを突くような音が。ガス屋さんが長ーーーーい棒みたいなものでアパートの高い所にある排気口周辺の雪を落としてくれました。
その結果、、、お湯が復活!!
結局、お湯が使えなかったのはわずか半日ほどで、ガス屋さんのサービス?のおかげで復旧してもらうことができました。大感謝。
でも、この事件を通じてお湯が出ることのありがたさをしみじみ痛感すると同時に、あるピアニストさんが書いた本の中で紹介されていた、自身の海外留学生活でのエピソードを思い出したのでした。
このピアニストさんが留学していた某北国の首都にある音楽院の寮は、断水が日常茶飯事。水が出てもボイラーの調子がすこぶる悪いとのことでシャワーを浴びようとしたら冷水だったとか・・・。そんな過酷な環境下でピアノを学ぶ留学生ってすごい。
たった半日でもお湯が使えず、この先の復旧メドが立たなかったとき、私はショックでピアノの練習どころではありませんでした。。。
このピアニストさんが留学していた某北国は日本に比べてはるかに寒く、過酷な生活なのかなと想像してしまいました。
お湯が出ることが当たり前の日本で良かった(^ ^)
お湯に感謝してピアノ練習いたします(^ ^)